ひとつは手元に置きたい、ヨーロッパ生まれの"定番ナイフ"3選
同じ「切る道具」でも、国によって求めるものがかなり違う。スウェーデンは森の中で使う実用本位のナイフ、スイスは1本に多機能を詰めた携帯用、ドイツは台所の主役になる包丁だ。ヨーロッパ3か国の定番を、価格の安い順に並べた。以前に紹介したフランスのOpinelとあわせて見ると、刃物の国ごとの違いがよく分かる。
Morakniv Companion — 約400年の刃物産地が作る、スウェーデンの定番ナイフ
Morakniv(モーラナイフ)は、スウェーデン中部のモーラ地方で作られているナイフだ。この地方は約400年前から刃物の産地として知られている。Companionはその代表的なモデルで、世界中のアウトドア愛好家に長く使われてきた。折りたたまない固定刃のナイフで、枝を削る、食材を切るといった作業にそのまま使える。価格が3,000円台と手頃なのも特徴で、はじめての1本にも、ギフトにも選びやすい。Amazon.co.jpでの評価も高く、レビューは6,000件を超えている。
Victorinox Classic SD — 1本に7つの機能を詰めた、スイスのポケットナイフ
Victorinoxは1884年にスイスで創業した刃物メーカーだ。1897年に将校用・スポーツ用のナイフで特許を取り、のちに「Original Swiss Army Knife」として世界に広まった。Classic SDは長さ58mmの小型モデルで、ナイフ、ハサミ、ヤスリ、ドライバーなど7つの機能が付いている。キーホルダーにつけて持ち歩くのが定番の使い方で、ちょっとした荷物の開封や紐切りに便利だ。2,000円台で買えて、色も選べるので、気軽なギフトにも向いている。
Wüsthof Classic — 1814年創業、ドイツ・ゾーリンゲンの台所の主役
Wüsthofは1814年に創業した、ドイツ・ゾーリンゲンの刃物メーカーだ。現在も家族経営で、7代目が経営を引き継いでいる。Classicシリーズは1886年に初めて作られ、今も看板シリーズとして続いている。三つ又(トライデント)のロゴが目印で、この20cmの牛刀は、肉も野菜も魚もこれ1本で切れる、ヨーロッパの家庭の台所の定番だ。価格は2万円前後と高めだが、大切な人への贈り物や、長く使う1本を探している人に向いている。
3つの選び方
手頃な価格で外に持ち出す1本が欲しければMorakniv、持ち歩いていつでも使える小さなものが欲しければVictorinox、台所で長く使う包丁が欲しければWüsthofが向いている。どれも3,000円以内から2万円前後までと幅があるので、贈る相手や用途に合わせて選びやすい。
他にも世界の掘り出し物では、各国の定番品を紹介している。気になる方は世界の掘り出し物の一覧ページもあわせてどうぞ。