冬の朝、台所に置きたい、お湯まわりの道具3選
寒い朝は、お湯を沸かして飲み物を淹れるところから一日が始まる。今回は、そのお湯まわりの道具から、デンマークとアイルランドの定番を3つ選んだ。家の中で使う2つと、屋外で湯を沸かす1つを並べている。
Bodum Chambord — 世界のキッチンで見かける、デンマーク発のフレンチプレス
Bodumは1944年にデンマークのコペンハーゲンで創業したキッチン用品ブランドだ。Chambordのデザインの原型は、1958年にフランスで特許が取られたもので、Bodumは1983年にこの名前の商標を取得して、世界に広めた。粉を入れて湯を注ぎ、プレスするだけという単純な構造で、紙のフィルターが要らない。1.0Lのサイズは、2〜3人で飲むのにちょうどいい。Amazon.co.jpでの評価は4.4で、レビューは2万件を超える。なお、この商品ページの原産国表示はポルトガルになっている。
Stelton EM77 — 1977年にデザインされた、デンマークの保温ジャグ
Stelton EM77は、デンマークのデザイナーErik Magnussenが1977年に設計した保温ジャグだ。注ぎ口に付いたロッカー式のストッパーを指で押さえると湯が出る仕組みが特徴で、片手で注げる。デンマーク・デザインの定番として知られ、複数のデザイン賞も受けている。1リットルの容量で、朝に淹れたコーヒーや紅茶を食卓に置いておくのにちょうどいい。なお、発売当初はステンレス製だったが、現行品の本体はABS樹脂で、内側がガラスの魔法瓶になっている。金属製と思って買うと違うので、ここで正直に書いておく。現時点でAmazon.co.jpの在庫は残り1点と少ない。
Kelly Kettle — 枝や葉で湯を沸かす、アイルランド生まれのやかん
Kelly Kettleは、1890年代にアイルランド西部メイヨー州のロッホ・コン湖のほとりで、農家で漁師でもあったPatrick Kellyが、釣りの合間にお茶を飲むために作ったのが始まりとされている。現在は4代目の家族経営で、ガスも電気も使わず、細い枝や松ぼっくり、乾いた葉などを燃やして湯を沸かす。構造は筒状の本体の下に火床があり、真ん中の煙突を通る炎で水を温めるというものだ。この0.6Lのトレッカーはステンレス製で、重さは約680gと、持ち運べる大きさになっている。キャンプや災害への備えとしても関心を持たれている。
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3つに共通していること
フレンチプレスも、保温ジャグも、枝で沸かすやかんも、構造はとても単純だ。複雑な機能がない分、長く同じ形で作られている。なお、Stelton EM77は在庫が少ないので、気になる方は早めに確認しておくといい。
他にも世界の掘り出し物では、各国の定番品を紹介している。気になる方は世界の掘り出し物の一覧ページもあわせてどうぞ。